今回は
「ピラティスって効果あるの??」
「ピラティスって科学的根拠あるの??」
このテーマを深掘りしていきます。
パーキンソン病にもピラティスが効く?
ピラティスは特発性パーキンソン病の姿勢安定性とバランスを安定させます。
転倒または転倒の歴史を持つ10人のIPD患者(Hoehn &Yahrステージ1-3)は、6週間の監視付きピラティス運動プログラムの完了前と完了後で評価。静的および動的な姿勢。BBSスコア、5メートルの歩行時間、トレーニングプログラム後のTUGに大幅な改善あり。
おー( ´∀`)個人的にパーキンソン病の方にピラティスを指導したことはまだありませんが。
でもこちらの論文では軽度〜中度のパーキンソン病であれば実現可能性と有効性を示してします↓
ピラティスの効果!中年女性はピラティスで姿勢がきれいになる・痩せる
ピラティスのエクササイズセッションに週3回12週間実施。矢状面と水平面の姿勢が調整された。体幹のアライメントは、体脂肪および筋肉量との相関を示した。
週3回で3ヶ月がんばりましょう^^これは実際に指導していても。確実に姿勢と体型は変わります。
30歳から50歳(43.79±4.88)歳の37人の女性に対して90分間、週に3回、8週間ピラティスを実施。体重、BMI、脂肪率、ウエスト、腹部、ヒップの周囲がトレーニング後に大幅に減少。でも除脂肪体重は変化なし。
はい、週3回、90分間運動すると変化がでます!
でもポイントは除脂肪体重に変化がない、、ということは筋肉量はあまり増えていない可能性がありますね。
やはり筋肉をつけるならレジスタンストレーニングが一番早いかもしれません。
ピラティスの効果!ダイエット効果は?痩せる??
58人の女性に8週間(週に4日、1日1時間)のピラティス実施。8週間のピラティストレーニングプログラムは、体重、ボディマスインデックス、除脂肪体重、ウエストヒップ比、上腕二頭筋、上腕三頭筋、脂肪率、基礎代謝率、およびPTGの柔軟性に効果的。
こちらでは除脂肪体重まで改善していますね。週4日やっているので、かなり追い込んでいます。
21名の女性に16週間ピラティス実施。脂肪と筋肉量の減少と増加、体型の変化が認められた。
Yes!痩せるのは嘘じゃないですね!
ピラティスの効果!週に1回でも座りっぱなしのデスクワーカーに効果ある
10週間、週に1回座りっぱなしの女性にピラティスを実施。結果として骨格筋量、柔軟性、バランス、中核と腹部の筋力、体の認識、および否定的な影響において有意な改善を示した。
1回でも効果あるよっていう論文です。でもやはり回数は重ねた方が断然変わります。
ピラティスの効果!腰痛に関してはピラティスがよく効く!
腰痛に関してはピラティスが優秀です。
背骨のコントロールと深層筋を使用して呼吸を深くします。コアが働いて脊柱周りは安定するため腰痛は楽になります。ではいきます。
98人の腰痛患者に 6週間と12週間でピラティス測定を繰り返した単一盲検ランダム化比較試験を実施。6週間と12週間どちらも腹横筋の活性化、痛み、機能、運動恐怖症の関連する改善を伴う。
はい。指導していても、背骨に関する疾患に関してピラティスは抜群の効果を示します。
28人の健康な女性の成人が対象。ピラティス呼吸トレーニングは、各セッションで60分間、2週間で週3回実施。ピラティス呼吸は、腹横筋/腹部内腹斜筋、多裂筋のすべての活動が大幅に増加した。
腰痛の既往がある青年における体幹の持久力と拡張性に対する6週間のピラティスプログラムの効果を分析。背中の痛みの歴史を持つ52人の学生が、ピラティスグループ(PG; n = 26)または対照グループ(CG; n = 26)にランダムに割り当て。結果として体幹屈曲(BTCテスト)と伸展(SORテスト)、およびハムストリング伸展性(TTテスト)が改善。
17〜22歳ダンサー。週2回のピラティスクラス、マット1つと器具1つに14週間参加。前方の頭の姿勢、膝の過伸展、足首の回内または回外の有病率はすべて大幅に減少。ピラティスの介入に参加した後、腸腰筋バンドとハムストリングの柔軟性の有病率は減少し、下腹部筋力が大幅に改善。すべての参加者は、ピラティスがコアの安定性、骨盤の整列、強さ、および体の意識を改善したと感じたと報告
はい、これも納得です。
体をダイナミックに動かすスポーツほど、しなやかな強さが求められます。
ピラティスベースのエクササイズは、CNLBP患者の治療オプションとして提案できます。セッションは、週に2〜3回の頻度で約60分間継続し、資格のあるインストラクターが監督することが推奨される。ピラティスベースのセッション中のエクササイズの選択は、非特異的腰痛患者に合わせて調整する必要がある。
腰痛の状態に合わせてピラティスするとめっちゃ効果あるよ!ってことですね!
ピラティスの効果!柔軟性、強さ、姿勢を改善する
筋骨格、痛み、または機能の研究結果を報告しました。検索により2565の論文が特定され、11の研究が選択基準を満たした。ピラティスが柔軟性を向上させるように見えることを示しました(n = 6)。筋力、パワー、運動速度(n = 3); 姿勢制御、向き、バランス(n = 3)ピラティスは、柔軟性、強さ、姿勢の制御を改善し、筋骨格系の病状を持つ子供の痛みを軽減する。
はい、ピラティスは特に柔軟性・筋力・姿勢の制御に効果を示します^^
ストレッチするよりも一石三鳥です。
骨粗しょう症にもピラティスは有効だった
41人の女性、閉経後骨粗しょう症における骨ミネラル密度(BMD)、身体能力および生活の質(QOL)に対するピラティスエクササイズの効果を調査。ピラティスエクササイズはBMDを増加させるのに効果的。QOLと歩行距離、そして痛みを和らげるのにも役立つ。
クリニックで骨粗しょう症の方にピラティスするのは1つの選択肢として捉えましょう。
エクササイズ内容としては脊柱に負担のかかる運動よりも、リフォーマーなどを使用して脊柱の負荷を分散させて行うと良いでしょう。
ピラティスの効果!メンタルヘルスにも良いかも?
サンプルサイズが小さいためメンタルヘルスの結果を改善することをサポートするってことは言えるくらいです
合計110人の女性(69.15±8.94歳)がこの無作為化比較試験に参加しました。それらは、対照群(n = 55)またはピラティス群(n = 55)にランダムに割り当て。60歳以上の地域在住スペイン人の閉経後女性の場合、12週間のピラティス運動介入は、睡眠の質、不安、抑うつ、および疲労に有益な効果をもたらす。
ふむふむ
6つの大学でピラティスのクラスに参加している187人の女子大生に調査。ピラティスによって感じる身体の認識や知覚が健康状態、心理的幸福に影響を及ぼす
つまり、体を動かして、「自分の体が思い通りに動いて知覚できると幸せ〜」になるってことです^^
ピラティスの効果!呼吸機能とピラティス
ピラティスのトレーニング後、肺容量、最大静的圧力、VO2max、FVC、胸の可動性が改善。肺機能のいくつかのパラメーターも改善された。
ピラティスはVO 2 maxで測定された心肺フィットネスを改善する。3つの大きな理由として腰骨盤部の強化、胸郭の柔軟性の向上、呼吸運動からピラティスは呼吸状態を改善する
いやー結構意外でした。
ピラティスによる呼吸機能の改善は軽視していましたが。
ちゃんと変化あるんですね!
もっと胸郭と呼吸で運動をコントロールしましょう。
ピラティス 効果をまとめると・・・すごい結果だった
・筋肉つく
・痩せる
・呼吸機能が良くなる
・柔軟性UPする
・体が強くなる
・姿勢をきれいにする
・メンタルにも効く
という素晴らしい結果になりました^^
週に2〜3回を最低でも3ヶ月続けてみてください!
ちゃんとしたインストラクターの元で習えばかなり高い確率で体の変化が出ます^^
ぜひNピラティスでお待ちしています!