肋骨が開いている人必見!肋骨矯正ストレッチ・エクササイズを専門家が解説
はじめに
「鏡で見たときに肋骨が開いているのが気になる…」「くびれのラインがきれいに見えず下半身が太って見えてしまう」そんなお悩みを抱えていませんか?肋骨が開いていると姿勢が崩れやすく、体重が落ちても理想のボディラインにならないことがあります。今回は理学療法士監修のもと、肋骨矯正の方法を詳しく解説します。
肋骨の構造と役割(解剖学的な視点)
肋骨は胸郭を形成する24本の骨の総称で、背骨と胸骨に接続しています。主要な役割は以下の通りです:
- 内臓を守る
- 横隔膜と連動して呼吸を助ける
- 肩や背骨の動きを滑らかにする
- 血管・神経・リンパ管の通り道を確保する
肋骨の歪みは呼吸機能や姿勢にも影響し、腰痛や肩こりの原因となることがあります。看護roo! 肋骨の解説

肋骨の開きセルフチェック
自宅で簡単に肋骨の開きをチェックする方法です:
- 鏡の前で立ち、脇から腰までのラインを確認
- 90°の角がある紙やタオルを用意
- 左右の肋骨の間に当てて、角と肋骨に隙間があるか確認
左右の胸骨下角の合計が90°以上の場合、肋骨が開いている状態(リブフレア)です。
肋骨が開く5つの原因
1. 体の硬さ
背中や腹部の筋肉が硬くなると肋骨が開きやすくなります。特に広背筋、前鋸筋、腹斜筋の柔軟性が重要です。ストレッチで改善できます。
2. 筋力のバランスの悪さ
腹筋や背筋の左右バランスが崩れると肋骨の歪みが生じます。猫背や肩が前に出る姿勢を防ぐために体幹筋を鍛えることが大切です。
3. 間違った体の使い方
片側の肘をつく、同じ足を組む、腰を反らせる姿勢など、日常動作のクセが肋骨の開きにつながります。
4. 姿勢の悪さ
猫背や反り腰、片側に荷物をかける習慣も肋骨を開かせます。姿勢を見直すことが必要です。
5. 自律神経の乱れ
睡眠不足やストレスによる自律神経の乱れは呼吸が浅くなり、肋骨が硬くなる原因となります。リラックス習慣や呼吸法の改善が効果的です。ananweb 自律神経と呼吸
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肋骨矯正ストレッチ(自宅でできる簡単エクササイズ)
キャットストレッチ
背中の脊柱起立筋・広背筋を伸ばすストレッチです。腰痛や猫背改善に効果的です。
- 開始姿勢:四つん這い
- お腹をのぞくように背中を丸める
- 30秒間、深呼吸しながらキープ
わきの下のストレッチ
前鋸筋を伸ばすことで肋骨の開きを改善します。
- 横向きで寝る
- 上側の腕を大きく上げて脇の下を伸ばす
- 30秒間キープ
背中と脇腹を伸ばすストレッチ
- 片方の足を外側に開いて座る
- 骨盤を押さえながら上体を倒す
- 30秒間キープ
肋骨矯正エクササイズ(引き締め)
お腹引き締めエクササイズ
- 膝を立て、90°に足をセット
- 両手を合わせ左右へ体をひねる
- 左右交互に行う
エルボーサイドプランク
- 横向きに寝る
- 肘を床につけて下側の脇腹を引き上げる
- 呼吸に合わせて膝を開閉
- 腹斜筋を集中して鍛える
ピラティスで肋骨矯正をさらに効果的に
ピラティスは胸式呼吸と体幹強化で、肋骨をしなやかに引き締めながら姿勢を整えることができます。特にリハビリ発想の運動なので、正しい姿勢・左右バランス・筋力強化に最適です。
詳細はこちら:Nピラティス柏店
YouTubeで学ぶ
肋骨の開きについて解説しています。
エクササイズもお伝えしているので、ぜひご視聴ください。
まとめ
- 肋骨の開きは体の硬さと筋力のアンバランスから生じる
- 肋骨が開いているとボディラインやダイエットに影響する
- 自宅でできるストレッチやエクササイズで改善可能
- 姿勢と肋骨のバランスを整えるにはピラティスが効果的
肋骨や姿勢の歪みが気になる方は、まずは簡単なセルフチェックとストレッチから始めましょう。より効率的に改善したい方は、専門のピラティススタジオでの指導がおすすめです。