肩が最近肩が上がりにくい・・
四十肩かもしれない・・
湿布を貼っているけど、痛みも変わらないし辛い・・
というお悩みをコラムで解決していきます!
結論からいうと
「湿布だけじゃだめ。時期に合わせた治療方法が大切になる!この時期を間違えて、素人の整体を受けると悪化します。」
です。
ではいきましょう。
四十肩とはどんな病気?
正式には「肩関節周囲炎」という名前がつきます。
実はこれも正式名称ではなく、肩関節周りの炎症のことです。
主に、肩の動きが悪くなり、肩の中に炎症が起きて痛みを引き起こします。
年齢で40代〜50代に起こりやすいため、四十肩や五十肩と呼ばれますが。若い方で肩甲骨や背骨、肩周りがかたまっていると同様の症状を引き起こします。
日常生活では
- 肩が上がらない
- 背中に手が回らない
- 洋服を脱いだりするのが辛い
- シャンプーするときに肩が痛い
- 肩をねじると痛い
といった時に気づきます。
四十肩の3つの時期を理解しよう!
四十肩において、「症状の時期」を理解することが非常に大切になります。
大きく炎症期、拘縮期、回復期に分かれます。
炎症期(痛みが強くて動かすべきではない時期)
痛みが強く、夜間も痛みが続く状態です。まさに痛みが出始めの時期です。
この時期は
- 痛みを抑えること
- 痛みを出さないこと
がたいせつです。
この時期を理解せずに民間の整体で動かしてしまうと、四十肩が悪化します。
炎症期は病院で医師から痛み止めを処方して、肩に負担をかけすぎないように生活することがたいせつです。
炎症期を超えてからが肩関節を動かす時期に入ります。
※炎症期でも痛みをコントロールしながら肩関節や体幹を動かすことは重要です。しっかりと国家資格をもった人に施術してもらいましょう。
拘縮期(肩を動かす時に痛みが出る時期)
炎症はある程度期間が立つとおさまります。
- 安静時の痛みがおさまってきた
- 夜間の痛みもおさまってきた
- でも、肩を動かすときに痛い
このような場合は拘縮期に入っています。肩関節がかたくなる時期なので、痛みのない範囲で動かすことがポイントになります。
回復期(痛みが落ち着いて肩の動きがメインの症状の時期)
この時期には痛み自体はだいぶおさまっています。
しかし、肩関節の筋肉がかたくなっています。
肩甲骨、背中、肩関節周りを積極的に動かしていく時期です。この時期に動かさないと筋肉、関節がかたくなるので、しっかりと動かしましょう。
四十肩で湿布を貼っても痛みが変わらない理由
湿布は抗炎症作用があるので、炎症期には効果的です。
ただ痛みが出ている原因の炎症は、ある程度すればおさまります。
しかし、肩がかたくなっている状態をそのままにしておくと関節の位置が悪くなります。関節の位置が悪い状態で動かすと肩にストレスが加わり、痛みを起こしやすくなります。
だから、筋肉を柔らかくして、肩、肩甲骨、背中を動かすことがたいせつになるのです。
肩にとって良い状態とは?
- 肩甲骨が自由に動くこと
- 背骨が自由に動くこと
- 肩周りの筋肉が柔らかいこと
この3つの条件が重要です。
すると、肩の間にあるスペースが生まれて、肩を動かした時のストレスが少なくなります。
四十肩の痛みが楽になるストレッチ動画
まず1本目は四つ這いで動く運動です。※四つ這いをとった時点で肩が痛い人はやめましょう。
四つ這いで動くことで、肩の土台である背中、肩甲骨のストレッチが可能です。
次に座ってできるストレッチです。
肩を持ち上げる筋肉において、背中の筋肉が非常にたいせつになります。
その背中の筋肉を刺激するために座ってできるストレッチをお伝えしています。
四十肩・五十肩で肩が背中に回らなかったクライアントさま
当店でマシンピラティスを受けたクライアントさんの変化です。
長い間整形外科に通っていたのですが、動き自体は良くならなかったため、Nピラティスにお越しいただきました。マシンピラティス3回目で左右差なく背中に回るようになり、痛みもなく動かせるようになりました。
肩関節の動きに必要な筋肉を的確にトレーニングして、伸ばすことができるのがNピラティスの特徴です!
Nピラティスの四十肩のケア
- 四十肩の炎症期、拘縮期、回復期の状態をカウンセリングと肩の痛み・動きで見極めていきます。
- 時期に合わせたセッションを行います
- マシンピラティスを使って肩が上がりやすい姿勢、肩甲骨の位置を作っていきます。
四十肩の痛み、動きの悪さで困っている方はNピラティスへご相談ください。