今回は産後腰痛が4回のマシンピラティスで痛みが改善したクライアントさんをご紹介します。
目次
産後腰痛の痛み
産後は骨盤が不安定になり腰痛を引き起こしやすくなります。
具体的にはリラキシンという靭帯を緩めるホルモンが骨盤の不安定性を生み出します。
そのまま腰に負担のかかる動作をすることで産後の腰痛に繋がってしまいます。また、このような状態でストレッチをかけすぎることは骨盤の不安定性をさらに生み出して、腰痛の悪化に繋がってしまいます。
大切なことは産後の腰痛の原因を知り適切に対処することが大切になります。
産前産後に気をつけてほしいことはこちらをご覧ください↓
産後に起きた右の仙腸関節痛
産後の腰痛で起こりやすいのは骨盤周囲のお尻の痛み。
今回のクライアント様も右側の仙腸関節の腰痛が問題になっていました。
産後に起こりやすいのは
- 出産後の骨盤ストレス
- 出産後の骨盤の不安定性
- インナーマッスルの低下
- 授乳による猫背姿勢
などの影響により腰痛を引き起こしやすくなります。
適切にケアをすることで大切になります。
Nピラティスの姿勢と動きの分析からわかった腰痛の原因
今回のクライアントさんの腰痛の原因は
- 両方の太ももの裏側のかたさ
- 股関節内もものかたさ
- 背骨(胸椎)のかたさ
- お尻〜肩甲骨にかけての筋膜のかたさ(胸腰筋膜)
- インナーマッスルの筋力低下(腸腰筋)
- 背筋の筋力低下
が腰痛を引き起こしている原因と仮定して、ピラティスエクササイズを提供しました。
産後腰痛のマシンピラティス4回目の変化(左が初回、右が4回目)
姿勢は骨盤が前方に出なくなり、真っ直ぐ立てるようになりました。インナーマッスルが効いている証拠ですね。
太もも〜お尻の筋肉のかたさはご自身でも努力されて、かなり改善しています。
上半身を上げたときの背中の筋膜のかたさも取れているため、腕がよく上がるようになりました。
一番問題だった、お尻〜背中の筋膜の硬さが取れて体がねじれるようになりました。
結果的に産後の腰痛が改善して、日常生活を楽に過ごせるようになったとのことです。
よかったですね!
産後腰痛に悩んでいる方はぜひNピラティスへご相談ください。