ふと目にする自分のバックスタイルにがっかりしてしまったことはありませんか?
メイクをする時や服を選ぶとき、私たちは鏡の前に立って一生懸命顔や体をチェックします。
しかし、それに比べて自分でまじまじと見ることが少ないのが「背中」です。
せっかくメイクも服もバッチリなのに、背中がたるんでいたり丸まってしまうのはもったいない。
「美しい背中を効率よく手に入れたい!」そんな人におすすめなのがピラティスです。
今回のコラムでは、そんな悩みを抱える全ての人に、今すぐ使える背中痩せの知識や方法を分かりやすく解説していきます。
背中を美しく鍛えるピラティスの魔法について探ってみましょう。
1 ピラティスで背中がキレイになる理由
キレイな背中を手に入れるために必要なのが、姿勢を支える筋肉や背骨の「柔軟性」です。
美しいバックスタイルを保つには
- あらゆる方向に柔らかく動かせる背骨
- バランスよく鍛えられた腹筋・背筋
- 良い姿勢
が必要です!
そのどちらも叶えてくれるのがピラティスです。
ピラティスで背中がキレイになる理由には以下の3つがあります。
- 普段使わない背中を動かす
- 呼吸(胸式呼吸)を意識する
- 自分の体の動きや姿勢に集中する
一つ一つ詳しくみてみましょう。
1、普段使わない背中を動かす
私たちの体は動かさないとどんどん硬くなったり、使われない筋肉が衰えてしまいます。
その代表的な部分の一つが「背中」です。
普段の日常生活を思い浮かべてみてください。
朝起きて、顔を洗って髪を整えたり、ご飯を食べたり、勉強や仕事をしたり、スマホを操作したり・・・・・・
驚くほど、私たちは常に体の前側ばかりを使っているんです。
人間の1日の9割は前側の筋肉を使って生活しています。
ピラティスは、背骨の動きや背中の筋肉にフォーカスしたエクササイズが多く効率的に鍛えることができます。
日常的に背中を動かす習慣がつくことで、美しい背中を手に入れることができるんです。
2、呼吸(胸式呼吸)を意識する
ピラティスのエクササイズで大切にされる呼吸。
【腹式呼吸】を行うヨガに対しピラティスでは【胸式呼吸】が取り入れられています。
胸式呼吸は、息を吸った時に胸を左右・上下に大きく膨らませますが、この時に肋骨を動かす筋肉や横隔膜が刺激されます。
実際のやり方については以下の動画を参考にしてみましょう!
この呼吸法によって、常に体の内側に意識が向き姿勢が整っていきます。
また、胸を大きく動かすことで体の内側で働く筋肉も活性化され脂肪燃焼がしやすくなるのです。
さらに詳しくチェックしたい方は以下のコラムをチェック!
3、自分の体の動きや姿勢に集中する
呼吸法とも関連しますが、ピラティスで大切となるのが自分の体の一つ一つの動きに集中すること。
流れるポーズの中で、背骨の一つ一つの動きにまで意識を向けて丁寧に体を動かしていきます。
普段意識することの少ない背中の動きにも集中することで、背中周りが刺激され綺麗なバックスタイルに近づいていきます。
また、レッスンスタジオには大きな鏡が設置されているのがほとんどです。
人が得る情報のほとんどが目から入るとも言われるように、いくら意識を向けても鏡に映る自分の姿を実際に見てみないとわからないこともあります。
「背筋を伸ばして立っているつもりでも、周りからは猫背と言われてしまう。」そんな経験が語るように、意外と自分の感覚がずれてしまっていることもあります。
トレーナーの指導に加え、自分の目で見て体をチェックすることで、自分の意識の中で感じるだけではなく客観的に自分の動きを知る機会にもなります。
2 背中が痩せにくい3つの理由
姿勢がピシッと整っていて後ろ姿がキレイな人は美人度もアップし、若々しく見えますよね。
それに比べて、贅肉でたるんでしまった背中は老けて太っている印象を与えてしまいます。
「ダイエットで運動を頑張ると、お腹や足は痩せるのに背中がなかなか痩せない」
そんな経験はありませんか?
実は背中が痩せにくいと言われるのには以下の3のつ理由が関係しているんです。
- 背中を動かすことが少ない
- 背中の筋肉が硬い
- 背骨が硬い
それぞれについて解説していきます。
1、背中を動かすことが少ない
先ほどもお伝えしたように、私たちの生活ではなかなか背中を動かす機会がありません。
これが背中痩せを難しくする大きな原因の一つです。
そもそも、脂肪は動きが少ないところに付きやすいという性質を持っています。
そのため、普段あまり動かない背中周りに体脂肪として脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
2、背中の筋肉が硬い
筋肉は普段から伸び縮みを繰り返すことで、その柔軟性を保っています。
体を動かすことで、適度な刺激が入り酸素や栄養を含む血液が筋肉へも流れていきます。
しかし、普段から同じ姿勢をとり続けたり、デスクワークなどで座りっぱなしになってしまうと背中の動きはどんどん少なくなり、筋肉も硬くなります。
筋肉が硬くなってしまうと背骨の動きはどんどん制限されてしまいます。
これが背中痩せを邪魔する原因となってしまいます。
3、背骨が硬い
背骨は首から腰にかけて、椎骨と呼ばれる24個の小さな骨が積み木の様に積み重なって構成されています。
参照元:医療法人メディカルフロンティア
上の図からもわかるように、首の骨である7つの頸椎、胸に位置する12個の胸椎、腰にある5つの腰椎から成り立っています。
これらの骨の間には、椎間板とよばれるクッションがあり背骨にかかる衝撃を吸収してくれています。
体の中心にある背骨は、前後・左右・ねじれの6方向の動きを持ち合わせています。
私たちが体を屈めたり、反らしたり、後を振り向いたり出来るのはこの背骨がしっかりと動いてくれているからです。
しかし、長時間同じ姿勢でいることや猫背・反り腰などの不良姿勢が続くと、背骨を動かす筋肉が凝り固まって硬くなり、次第に背骨の動きも硬くなってしまいます。
一度硬くなった背骨は、日常生活ではなかなか使われにくくなるため、どんどん痩せにくくなってしまうのです。
3 ピラティスで背中痩せする秘密
近年では人気モデルや女優さんのエクササイズにも取り入れられているピラティス。
ピラティスで背中痩せをする秘密は、単にエクササイズで背中を動かすことだけではありません。
もちろん、普段使われない背中周りを刺激することで、スッキリとした綺麗な背中を手に入れることはできます。
しかし、運動で背中痩せをするにはある程度継続して続けなければ効果が薄れてしまいます。
「ハードなトレーニングを毎日行うのはキツい。」
「トレーニングをする時間がなかなか取れない。」
これが忙しい今を生きる女性たちの現実ですよね。
ここで注目したいのが、ピラティスで背中痩せをする最大の秘密です。
それは、ピラティスで整った姿勢を手に入れることで背骨周りの筋肉が普段の生活で使われやすくなることにあります。
それにプラスして、ピラティスで行う胸式呼吸によって代謝が上がり、脂肪が燃焼されやすくなることで背中痩せの効果は更に高まります。
座って作業をするときや、電車で立つとき、歩くときなど、生活のあらゆる場面で今まで使われなかった背中がしっかりと働くことで、自然と綺麗な背中が手に入ります。
4 背中をキレイにするピラティスエクササイズ
ここでは、実際に背中をキレイにするピラティスエクササイズを紹介します。
背中をキレイにするエクササイズのポイントは、一つ一つの動きを呼吸に合わせて丁寧に行うことです。
最初は、思うように背中が動かないこともありますが、毎日コツコツ続けてキレイな背中を手に入れましょう。
初心者の方は、このYouTube動画を参考にやってみるのがおすすめです。
1日10分で行えるエクササイズをまとめたものになるので、早速行なってみましょう。
5 ピラティスで背中をキレイにするならNピラティスへ!
「動画やネットで調べながらエクササイズを頑張っているのに、中々成果が出ない」そんな人は、専門家に体の動きを見てもらいながら行うのがお勧めです。
崩れた姿勢でピラティスエクササイズを頑張っても効果が現れないどころか、余計な筋肉がついてしまい、どんどんボディラインが崩れてしまいます。
せっかくの努力が無駄にならない為にも、自分の体の使い方を一度見直してみる機会を作ることは大切です。
Nピラティスでは、国家資格を持つ専門家が監修し、あなたの頑固な背中の悩みを解決に導いてくれます。一緒にキレイな背中を目指して、ピラティスに挑戦してみましょう。