バレエ選手の来店が多くなっているこの頃。
せっかくなので、なぜバレエ選手にピラティスがおすすめなのか?をお伝えしていきます!
スポーツジムのような重りを担ぐ筋肉はバレエに必要ない
バレエに必要な身体の要素は
- 圧倒的な柔軟性
- 柔らかさをコントロールするための筋力
- どんな状況でも崩れないバランス能力
です。
これらのバレエのパフォーマンスを上げるための要素はスポーツジムにあるマシンでは鍛えることができません。
なぜならスポーツジムのマシンは「体が固定される」からです。バレエのように自分自身で体の中心部分を固めながらしなやかに動くスポーツとはかけ離れたトレーニングだからです。
ではピラティスはどうでしょうか??
ピラティスがおすすめな理由1バレエに必要な柔軟性を高める
バレエのようなスポーツに必要な柔軟性は
「力でコントロールできる範囲で、関節の動く範囲を広げる」柔らかさです。
ただストレッチだけしていても、バレエのように広い柔軟性を求められるスポーツでは怪我をする場合があります。 一方ピラティスは、マシンを使うことで伸ばしながら鍛えることができます。
- 他人に伸ばされるストレッチ=筋肉がつかない=自分でコントロールできない
- ピラティスのように鍛えて伸ばすストレッチ=筋肉がつく=自分でコントロールできる
ということになります。
大切なのはバレエに必要な柔軟性です。コントロールできるように柔軟性を広げていきましょう。
ピラティスがおすすめな理由2バレエで思い通りの動きを再現できる筋力がつく
バレエのように体を伸ばしながら行うスポーツにおいては筋肉の「遠心性収縮」という力の出し方が大切になります。
筋肉を伸ばしながら使う=遠心性収縮
筋肉を縮めながら使う=求心性収縮
バレエ選手は特に遠心性収縮で体を支え、バランスをとる場面が多くなります。
選手の身体を分析した上で、どのような収縮のピラティスをするかがポイントになります。
また、ピラティスは体の中心部分である「体幹」を固定しながら動く運動です。体幹部分が安定することによって思い通りの動きを再現できるようになります。
ピラティスがおすすめな理由3どんな状況でも崩れないバランス能力がつく
バレエは片足立ちや足を最大限まで振り上げるような動きが多く、非常に高いバランス能力が求められます。
バランス能力には多くの要素が絡みます。
<バランス能力を作る複数の要素>
・姿勢
・筋力
・柔軟性
・感覚
・平衡機能
・認知機能
など
バランスを良くするためには柔軟性や筋力だけでは不十分です。あらゆる感覚機能を高めて、平衡機能・認知機能を高めていくことでバランス力がアップします。
ピラティスは筋力・柔軟性を変えることはもちろん、正しい姿勢を認識させて、あらゆるポジションで運動することで平衡機能・認知機能・感覚機能をアップさせます。
実際にピラティスをすることによってバランス能力がアップすることは海外の論文でも複数報告されています。
<ピラティスとバランス能力の参考文献>
・The effectiveness of Pilates on balance and falls in community dwelling older adults(2016,Sharon,)
・Effect of pilates exercise for improving balance in older adults: a systematic review with meta-analysis(2014,Anna)
・Effect of Three Months Pilates Training on Balance and Fall Risk in Older Women(2021,Małgorzata)
バレエの動きが変わるピラティスの効果
他にも
- バレエの身体意識が高まる
- バレエで起こりやすい怪我を予防できる(腰痛や股関節の痛みなどは特に有効)
- しなやかに思い通りの動きを再現できる
- 体の軸ができる
- 体幹が安定して手足が長く伸びる
などのメリットがあります。
バレエの動きをもっとしなやかに、筋力も柔軟性もアップしたい!そんな悩みがある人はぜひピラティスを体験してみてください。
まとめ
- 圧倒的な柔軟性
- 柔らかさをコントロールするための筋力
- どんな状況でも崩れないバランス能力性
これらのメリットを得るために、ピラティスがおすすめです!
Nピラティスでは多くのバレエ選手がパフォーマンスアップ・怪我予防のために通われています。
ぜひ1度体験してみてください。