今回はダイエットとピラティスの関係についてお伝えしていきます!
体重以上にダイエットに重要な「見た目」を変えてくれるのがピラティスです。
ではいきましょう。
ピラティスとダイエットの科学的なデータ
筆者の主観ではなく、客観的な海外の論文をベースにデータをお伝えしていきます。
ピラティスのエクササイズセッションに週3回12週間実施。正面と側面からみた姿勢が調整された。体幹のアライメントは、体脂肪および筋肉量との相関を示した。(2016.Hyo)
これはピラティスが姿勢を調整し、さらに体脂肪率を減らし、筋肉量を増やすことを示しています。
30歳から50歳(43.79±4.88)歳の37人の女性に対して90分間、週に3回、8週間ピラティスを実施。体重、BMI、脂肪率、ウエスト、腹部、ヒップの周囲がトレーニング後に大幅に減少。(2017,Raziye)
こちらは姿勢と体脂肪率だけでなく、ヒップ・ウエスト・体重・BMIまでも変化したという報告です。
58人の女性に8週間(週に4日、1日1時間)のピラティス実施。8週間のピラティストレーニングプログラムは、体重、ボディマスインデックス、除脂肪体重、ウエストヒップ比、上腕二頭筋、上腕三頭筋、脂肪率、基礎代謝率、およびPTGの柔軟性に効果的。(2011,OCakmakçi)
こちらのデータでは筋肉量自体も変化するという報告です。
まとめると
- ピラティスによって姿勢が変わる
- ピラティスによって体脂肪率、体重、BMI、筋肉量、ウエストヒップ比、筋肉量が変化する
- 効果が出るまでには8〜12週間程度の期間が必要
- 週3回程度の実施が必要
となっております。
ここまでが研究論文でわかっていることです。
体重を落とすだけなら食事が9割!
体重を落とすためにはピラティスだけでは不十分です。ピラティスを毎日していても加工食品や甘いものを食べていては体重は変わりません。体重を落とすためには食事のコントロールが非常に重要になります。
ピラティスと合わせて食事コントロールをしていきましょう。
ピラティスができるダイエットは「見た目」のボディメイク
もっともピラティスのダイエット効果が現れるのは「見た目」の変化です。
多くの方がダイエットする理由は「かっこよくなりたい、可愛くなりたい、美しくなりたい」という見た目をよくすることが求められます。
では見た目をよくするためには体重だけを落とせばよいのでしょうか?
もちろん答えはNOです。
体重だけを落とすのであれば食事だけで十分です。
しかし多くのトレーナーがトレーニングの重要性を訴える理由は
- 筋肉をつけることで代謝が上がり、リバウンドをしにくくなる
- 見た目がキレイになる
です。
そしてピラティスは見た目をキレイにするためのツールとしては最高の成果を生み出します。
体重が変わらなくてもキレイに見えるピラティスダイエット!
- ストレートネック
- 猫背姿勢
- O脚
- X脚
- 反り腰
このような見た目は相手にどのような印象を与えるでしょうか?
実は体重が変わらなくても姿勢が整い、スラッとした体になると、細く見えます。ピラティスは歪んだ姿勢を整えて、縦に伸びるようなエクササイズをおこないます。
これを繰り返すうちに姿勢が整い、筋力もついて、見た目が変わるというメカニズムです。
上記のような悪い姿勢を繰り返しているうちに。一定の筋肉がかたくなり、筋力も弱くなります。
すると、血流も悪くなり、代謝が落ちます。
結果的に太りやすくなってしまうのです。
体重増加の観点からも姿勢を整えることにメリットがあります。
ピラティスダイエットを成功させる方法
ではピラティスでダイエットを成功させるためにはどんな点に着目すればよいのでしょうか?
- かたくなっている筋肉をピラティスで伸ばす
- 弱くなっている筋肉をピラティスで強くする
- 縮まっている背骨を縦に伸ばすようにピラティスをする
- 骨盤・肩甲骨・頭の位置を整えるようにピラティスをする
- ピラティスの頻度は多ければ多いほど効果が出やすい
- 同時に食事コントロールもする
となります。
Nピラティスのマシンピラティス4回目でボディメイクしたクラアントさんもいます
体重は変わりないけれど見た目が全く違いますね!
キレイにみせるボデイメイクにはピラティスが必須!
ぜひNピラティスでボディメイクとダイエットを成功させてみてください!