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腰痛の恐怖で前屈できない・・ピラティス10回目で変わった劇的な変化!

腰痛はとても複雑な病態です。


  • 筋肉や柔軟性があっても腰痛になる場合があります
  • レントゲンで問題がなくても腰痛になる場合があります
  • マッサージをしても腰痛が治らない場合があります


腰痛の原因は複数の原因によって引き起こされます。


痛みは下記のような悪循環のループを作ります。

引用:日本心理学会



この中でも「痛みに関する恐怖」が起こり、体の動きが制限されることがあります。海外ではKinesiophobiaと呼ばれる概念です。


今回Nピラティスにきたクライアント様はまさにKinesiophobiaから来る腰痛でした。今回はその変化をご紹介します。

目次

腰を曲げるのが怖いという運動恐怖とは?

左側がピラティスを始める前の前屈の状態です。


前屈で手がつく柔軟性があるにもかかわらず、できない。。これは運動の恐怖によるものです。

  1. 痛みが起こりそうで怖い
  2. 動けない
  3. 動かないから筋肉も硬くなり、弱くなる
  4. 結果的に痛みの悪循環にはまってしまう

といった流れが起こります。


実際に、運動恐怖症のレベルが高い慢性腰痛の患者は、身体障害を発症するリスクが41%高くなることもわかっています。



問題が「動き」にあるので、マッサージや整体に行っても痛み・恐怖がかわらず、動けない日々が続いていました。


また、畿央大学の森岡教授の研究でも

運動恐怖がある慢性腰痛者は「動き始めに時間がかかる」ことと,「腰の曲げ伸ばし方向を切りかえるのに時間がかかる」ことが明らかになった。
参考文献:Kinesiophobia modulates lumbar movements in people with chronic low back pain: a kinematic analysis of lumbar bending and returning movement

と報告されています。


  • マッサージや整体に行ってもかわらない
  • レントゲンにも問題がない
  • でも腰痛が起きるのではないか?という恐怖が腰痛をさらに引き起こす



このような場合に、運動恐怖症の可能性を考えていくことが大切です。



運動恐怖症にとってなぜピラティスが効果的なのか?

このような運動恐怖症による痛みのループを回避するためには「ピラティス」が効果的です。


動きで痛み・恐怖が出る場合の解決方法は。


「動いても痛くない」ことを体と脳が認知していくことが重要になります。


今回のクライアント様も、痛みのない動きを繰り返して、体と脳の認知を変えて、痛みの悪循環を断ち切ることが治療のコツでした。



実際の「研究論文でもピラティスは運動恐怖症に効果的である」と報告されています。(Effects of the pilates method on kinesiophobia associated with chronic non-specific low back pain: Systematic review and meta-analysis)


動いて腰痛を治すことはスタンダードになりつつあります。(腰痛で安静にすることのデメリットの方が圧倒的に大きい)


一方で、痛みや恐怖のある方を運動してもらうためには、必ずプロの目と誘導が必要になります。


Nピラティスは理学療法士を揃え、マシンピラティスで痛みのない動き・姿勢を作っていきます。


「腰痛で動くのが怖い・・」という方は一度Nピラティスにお越しください。


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