最近よく聞くマシンピラティス。
その中でもリフォーマーがマシンピラティスの代名詞。
でもでも。
リフォーマーってどんな機械で、何がすごくて、ジムのマシンとどう違うの?
このあたりをマシンピラティス専門のNピラティスが徹底解説していきます!
リフォーマーピラティスとは?
「体をリフォームする」という語源からきた「リフォーマー」
ピラティスのマシンの中でも、もっともよく使うマシンです。
バネを使った負荷で、動く土台に寝たり座ったり、立ったりして運動をしていきます。
ループというロープのようなもので足をつって運動することもできます。
- マットよりも簡単にピラティスをサポートすることができる
- マットよりもさらにハードなピラティスも可能
- どんな方でも対応できるピラティスマシン
これがリフォーマーです。
では実際にその特徴を1つ1つみていきましょう。
リフォーマーピラティスのメリット1「バネの負荷がすごい」
リフォーマーはスポーツジムにあるような重さのある負荷ではなく5本のバネで負荷をかけます。
おもりとバネはどう違うのでしょうか?
- おもりの負荷は常に一定の負荷がかかります。
- バネは最大限伸びたところで負荷がかかります。力が必要になります。
- バネを軽くすると、自分の体で制御する部分が増えます。力が必要になります。
バネを重くしたり軽くすることで求められる体の機能が変わるのです。お客さんの要望に合わせてバネの負荷を自由にコントロールできて、最も動きやすい、鍛えやすい負荷に変えることができるのです。
マットピラティスよりも簡単に自分の思い通りの動きを誘導してくれるのがバネの負荷です!
リフォーマーピラティスのメリット2「土台が動くと自然にインナーマッスルを刺激できて姿勢が変わる」
リフォーマーの土台である「キャリッジ」という部分は動きます。
バネによって止められているため、バネを軽くすると動きやすくなり、バネを重くすると動きにくくなります。
さてなぜ動く土台が大切なのでしょうか?理由は2つあります。
まず1つ目がインナーマッスルを自然と働かせることができること。
これはバネに逆らって動くことで、体の中心である体幹が潰れないように人間は頑張ります。
すると無意識でインナーマッスルを働かせることができます。これが1つ目のメリット。
2つ目は姿勢や動きを変える要素が全てつまっていることです。
人間には姿勢を感じとる3つの感覚センサーがあります。
- 視覚(目で見て感じる)
- 前庭覚(体の傾きや動きの速度をチェック)
- 体性感覚(体の感覚)
この3つの感覚は動くことで刺激されます。
リフォーマーは鍛えながら動くので、3つの感覚を同時に刺激して、姿勢を変えていくことができます。
筋肉を鍛えるだけでは姿勢改善はできません。(→コラムはこちらをクリック)
だからこそリフォーマーを使って3つの感覚を刺激することが大切になります。
リフォーマーピラティスのメリット3「600~800種類の運動ができる」
リフォーマーで運動できるエクササイズの数は600~800とも言われています。
スポーツジムにあるマシン全てを組みわせても難しいですよね?スポーツジムにあるマシンと比較してもリフォーマーの優れている点があります。
それは「固定する点」がないことです。
スポーツジムにあるようなマシンであれば体を固定することができます。もちろん安全面を考慮しているため、固定が強くなります。しかし日常生活で体を固定するような運動はあるのでしょうか?
この点を解消したのがリフォーマーです。
- 支えるのは自分の筋肉、体です。
- 固定する点もありません。
- 土台が動きます。
- バネは負荷を変えるたびに使う筋肉が変わります。
自分自身で体のコアを鍛えて固定し、手足を動かす。これがピラティスの醍醐味。
日常生活でこれができるようになると、姿勢や動きが根本から変わるので
- 猫背姿勢が良くなる
- 腰痛、肩こりが良くなる
- キレイなボディメイクができる
- スポーツのパフォーマンスがアップする
- 動きがキレイになる
このようなメリットが得られます。
リフォーマーピラティスは「初心者」こそおすすめ!
実はマットピラティスは「自分の体をコントロールすること」ができる人にとっては効果があります。
しかし
- 腹筋が1回もできない
- 背筋が10回もできない
- 背骨が硬くて動かない
- 前屈で手がつかない
このように自分の体をうまく動かせない人こそ、リフォーマーのサポートが大活躍します。
ピラティス初心者の方こそ、マシンピラティスで体を整えていくことがたいせつです。
ぜひNピラティスでリフォーマーを体験してみてください!経験豊富なベテランインストラクターが担当します!