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女性に多い腰痛の原因7つを徹底解説!年代別の特徴や予防法を紹介

「女性に多い腰痛の原因が知りたい」
「急に腰痛になったけど加齢が原因?」

女性の腰痛の原因は年代によってさまざまです。生活習慣やホルモンバランスの変化、女性特有の疾患などの背景が考えられます。

そこで本記事では、女性の腰痛の原因について徹底解説します。

この記事でわかること
  • 女性に多い腰痛の原因
  • 年代別の腰痛の特徴
  • 女性の腰痛を予防する方法
  • 女性の腰痛に効果的なストレッチ
吉田 直紀

女性の腰痛は、加齢や筋力不足、妊娠・出産によるものが多いです。運動やストレッチで症状の緩和が期待できますが「運動が苦手」「体力に自信がない」という方は、継続するのが難しいかもしれません。そのような場合には、ゆったりとした動きで身体を整えるピラティスがおすすめです。

今回紹介する内容を参考に、ピラティスを始めることも検討してみてください。

目次

女性に多い腰痛の主な7つの原因

女性に多い腰痛の原因は、主に次の7つです。

  1. 筋力不足
  2. ホルモンバランスの乱れ
  3. 妊娠・出産による負担
  4. 長時間のデスクワーク
  5. ハイヒールの常用
  6. 婦人科系の疾患
  7. その他の疾患

順番に解説します。

1. 筋力不足

女性に多い腰痛の大きな原因は筋力不足です。腹筋や背筋といった体幹の筋肉が弱いと、背骨を安定して支えられず、腰椎に直接負担がかかります。

特に女性は筋肉量が少ない傾向があり、運動不足が続くと姿勢が崩れやすくなります。重い荷物を持ったり子どもを抱っこしたりする際に体幹が安定していないと、腰だけで支える形になり、痛みが出やすいです。

運動習慣が少ないとインナーマッスルが働きにくくなり、姿勢を保つ力そのものが低下します。筋力不足の場合、日常生活の何気ない動作でも腰痛の原因になるため、少しずつ運動を始めて身体を支える力をつけることが重要です。

2. ホルモンバランスの乱れ

女性特有の腰痛には、ホルモンバランスの変化が関係している場合も多いです。

生理時に分泌されるプロスタグランジンは子宮を収縮させるだけでなく血管も収縮させ、血流の悪化や冷えを引き起こします。その結果、腰回りの筋肉が緊張し、痛みを感じやすくなることがあります。

更年期にはホルモン低下により関節や筋肉が弱まり、腰痛が慢性化することも少なくありません。このような場合は、体を温めて血流を促す生活習慣が腰痛予防に効果的です。

3. 妊娠・出産による負担

妊娠・出産も腰痛を引き起こす要因の一つです。

妊娠中はお腹の重みで重心が前に移動し、バランスを取るために腰を反らせる姿勢になりやすいです。また、リラキシンというホルモンの影響で関節や靭帯がゆるみ、腰周辺の筋肉に負担が集中します。

出産後もその影響が残るため、そのまま腰痛が続くケースも珍しくありません。出産後は体の回復途中であることに加え、育児による負担が重なることで腰痛が起こりやすくなります。

妊娠・出産時は日常動作を見直し、無理のない姿勢や体の使い方を意識することが大切です。

4. 長時間のデスクワーク

長時間の座り姿勢によって、腰痛が引き起こされるケースは非常に多いです。同じ姿勢が続くことで筋肉が硬直し、骨盤や腰椎に負担が蓄積します。

前かがみの姿勢や猫背で座り続けると、腰部に過度な圧力がかかり、筋肉の疲労や血流の悪化を招きやすいです。椅子や机の高さが合っていない場合も負担が増大します。この状態が続くと慢性的な腰痛に発展する可能性があります。

座りっぱなしの状態が続く場合は、こまめに立ち上がったり定期的に姿勢を直したりする習慣によって、腰痛の悪化を防ぎましょう。

5. ハイヒールの常用

普段からハイヒールを履いている方も、腰痛になりやすい傾向があります。これは、重心が前方に移動し、腰を反らせる姿勢が続くことが原因です。

ヒールの高い靴を履くとつま先に体重がかかりやすくなり、バランスを取るために腰椎へ負担が集中します。その結果、腰や背中の筋肉に余計な緊張が生まれ、痛みを引き起こします。また、足に合わない靴は足のアーチを崩し、全身のバランスにも影響を与えるので注意が必要です。

腰痛を和らげるには、自分に合った靴選びや長時間の着用を避けることを意識しましょう。

6. 婦人科系の疾患

女性の腰痛には、婦人科系の疾患が隠れていることがあります。特に、生理痛の悪化や不正出血、下腹部痛を伴う場合は、筋肉や姿勢だけが原因とは限らないため注意してください。

女性特有の疾患の一例
  • 子宮筋腫:子宮にできる良性の腫瘍で、月経痛・過多月経・頻尿・便秘・腰痛などを起こすことがある
  • 子宮内膜症:子宮内膜に似た組織が子宮外にできる病気で、強い月経痛・性交痛・腰痛・下腹部痛を伴いやすい
  • 骨盤内炎症性疾患:子宮や卵管、卵巣に炎症が起こる病気で、下腹部痛・腰痛・発熱・おりものの異常がみられる

腰痛と婦人科症状が併発する場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

7. その他の疾患

女性の腰痛は、婦人科系以外の疾患が原因になっていることも考えられます。特に、しびれや発熱、歩行障害などを伴う腰痛には要注意です。

女性がなりやすい疾患の一例
  • 骨粗鬆症:骨密度が低下しやすい閉経後の女性に多く、軽い衝撃でも腰椎の圧迫骨折が起こり、腰痛の原因になる
  • 腰部脊柱管狭窄症:加齢とともに発症しやすく、腰痛に加えて足のしびれなどが見られる
  • 自律神経失調症:ストレスやホルモンバランスの影響によって発症し、痛みに敏感になることで、腰痛を強く感じやすくなる

その他、筋力不足によって、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアが原因の腰痛が引き起こされる場合もあります。「病気かも」と思ったら、自己判断せず医療機関で検査を受けましょう。

【年代別】女性の腰痛の特徴

女性の腰痛には、年代別に特徴があります。詳しくみていきましょう。

20〜30代:生活習慣の乱れ

20〜30代の女性の腰痛は、日常の生活習慣が大きく影響しています。

20〜30代女性の腰痛の主な原因
  • デスクワーク中心で筋力が低下
  • スマホの長時間使用による不良姿勢の習慣化
  • 育児や仕事、睡眠不足によるストレスの蓄積

若い世代は骨や関節の問題よりも、筋肉の使い方や姿勢のクセによる負担が原因となるケースが多く見られるのが特徴です。症状が悪化する前に生活習慣を整えることで、腰痛の慢性化を防げます。

40〜50代:女性ホルモンの減少

40〜50代は、更年期に差しかかることで女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、骨や関節、筋肉の状態が変化しやすい時期です。

40〜50代女性の腰痛の主な原因
  • 骨密度の低下による関節・骨への負担増加
  • 筋力低下による姿勢保持力の低下
  • 自律神経の乱れによる血流悪化や痛みの増幅

長年の姿勢のクセや生活習慣の積み重ねが表面化し、複数の要因が重なって腰痛が慢性化しやすい傾向もあります。体の変化に合わせたケアが重要になる年代といえるでしょう。

60代以降:加齢の影響

60代以降の腰痛は、加齢による体の変化が関係していることが多いです。筋力の低下や骨の弱化、関節の変性が進むことで、日常動作の中でも腰に負担がかかりやすくなります。

60代以降の女性の腰痛の主な原因
  • 加齢による筋力低下・柔軟性の低下
  • 活動量低下による筋力・バランス能力の低下
  • 骨や腰椎に関連する疾患

骨粗鬆症や脊柱の変形といった疾患が関与するケースも増えるため「年齢のせい」と放置しないことが重要です。活動量が減ることでさらに筋力が低下し、悪循環に陥ることもあるため、無理のない範囲で体を動かしましょう。

女性の腰痛を予防する方法を5つ紹介

女性の腰痛を予防するには、次の5つの方法が有効です。

  1. 正しい姿勢を意識する
  2. 運動やストレッチを行う
  3. 体重管理や食生活を見直す
  4. 質の良い睡眠をとる
  5. ストレスを溜め込まない

一つずつ紹介します。

1. 正しい姿勢を意識する

腰痛を防ぐうえで、まず見直したいのが普段の姿勢です。

猫背や反り腰、中腰の姿勢が続くと、腰まわりの筋肉や関節に負担が集中しやすくなります。立つときも座るときも、背骨の自然なカーブを保てる姿勢を意識すると、腰へのストレスを減らしやすいです。

正しい姿勢をキープするコツ
  • 足裏全体を床につける
  • お腹に軽く力を入れる
  • 顎を引き、背筋を自然に伸ばす

デスクワーク中心の方は、椅子や机の高さが合っているかも確認してみてください。同じ姿勢が続くと腰痛を助長してしまうため、1時間に1回は立ち上がって姿勢をリセットしましょう。

2. 運動やストレッチを行う

腰痛予防には、筋肉を柔らかく保ちつつ、腰を支える力を落とさないことが大切です。

運動不足が続くと体幹や下半身の筋力が低下し、腰椎への負担が増えやすくなります。そのような場合に適度な運動やストレッチを取り入れることで、血流を促し筋肉のこわばりを和らげるのに役立ちます。

激しい運動を急に始める必要はなく、ウォーキングやプランクなど無理なく続けられる内容を習慣化することがポイントです。自宅でできるストレッチは後ほど詳しく紹介するので、そちらも参考にしてみてください。

なお、運動が苦手という方には、ゆっくり身体を動かすピラティスがおすすめです。

ピラティスが腰痛予防に効果的な理由
  • インナーマッスルを鍛えることで、腰椎を安定させやすくなる
  • 骨盤や背骨のバランスが整い、姿勢が改善する
  • 股関節や胸椎の柔軟性が向上し、腰への負担が軽減する
  • 身体の正しい動かし方を覚え、再発予防につながる

実際にNピラティスを利用して、デスクワークや産後の腰痛が1か月で腰痛が改善した方もいらっしゃいます。年齢に負けない健康的な体づくりができるので、ぜひお気軽にご来店ください。

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3. 体重管理や食生活を見直す

体重の増加は腰への負担を大きくします。特に、お腹まわりに脂肪がつくと姿勢が崩れやすくなるので注意しましょう。

腰痛予防には食事の内容を整え、適正体重を維持することが重要です。

食事のポイント
  • 筋肉の材料になるたんぱく質をしっかり摂る
  • カルシウムやビタミンDを摂取して骨を強くする
  • 水分をしっかり摂って代謝を良くする

極端な食事制限ではなく、筋肉や骨の健康を支える栄養をしっかり摂るようにしてください。閉経後の女性は骨粗鬆症のリスクも高まるため、骨の材料となる栄養素も意識して摂取しましょう。

4. 質の良い睡眠をとる

睡眠の質が低いと、日中に受けた筋肉や関節の疲労が十分に回復せず、腰痛が悪化しやすくなります。また、体に合わない寝具を使っていると、寝ている間も腰へ余計な負担をかけるため注意が必要です。

毎日同じ時間に寝起きしたり、リラックスできる環境を整えたりするなどの工夫で、睡眠の質が高められます。腰痛予防のためには、睡眠時間だけでなく、寝具や寝姿勢も含めて見直すことが大切です。

5. ストレスを溜め込まない

ストレスは心の問題だけでなく、腰痛にも関係します。

強いストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、筋肉が緊張しやすくなり、腰の痛みを強く感じやすくなります。特に女性はホルモン変動の影響も受けやすく、疲労や精神的負担が重なると不調が出やすいです。

ストレスを発散する方法の例
  • 入浴で体を温める
  • 好きな音楽や趣味で気分転換する
  • 家族や友人に話を聞いてもらう

腰痛を予防するには体のケアだけでなく、気持ちを休める時間を意識的につくることも必要です。

女性特有の腰痛に効果的なストレッチを5つ紹介

女性の腰痛に効果的なストレッチを5つ紹介します。

  1. マーメイドストレッチ
  2. キャットアンドカウ
  3. ロールダウン
  4. 腸腰筋のストレッチ
  5. 脊柱起立筋のストレッチ

腰痛でお悩みの方は、ぜひ実践してみてください。

1. マーメイドストレッチ

マーメイドストレッチは、脇腹〜背中を大きく伸ばすピラティスのエクササイズです。女性は、骨盤の傾きや姿勢の崩れ、冷えなどによって腰まわりの筋肉が硬くなりやすいため、背骨の横方向の柔軟性を高めることが腰痛対策につながります。

手順
  1. 床に横座りをする(片脚を前、もう片脚を後ろへ曲げる)
  2. 片手を床につき、反対の手を頭上へ伸ばす
  3. 息を吐きながら、上半身を横へゆっくり倒す
  4. 脇腹〜背中が伸びる感覚を意識して20〜30秒キープする
  5. 左右2〜3セット行う
吉田 直紀

特に、生理前後の腰の重だるさやデスクワークによる腰の張り感がある方におすすめです。呼吸を深く行いやすくなるため、リラックス効果も期待できます。

2. キャットアンドカウ

キャットアンドカウは、背骨を丸める・反らす動きを繰り返すことで、脊柱全体の柔軟性を高めるストレッチです。女性は筋力不足や姿勢のクセによって腰へ負担が集中しやすいため、背骨や骨盤の動きを改善することが重要になります。

手順
  1. 四つ這いになる
  2. 肩の真下に手、股関節の真下に膝を置く
  3. 息を吐きながら背中を丸め、おへそを見る(キャット)
  4. 息を吸いながら背中を反らし、胸を開く(カウ)
  5. この動きをゆっくり繰り返し、10〜15回を目安に行う
吉田 直紀

腰まわりの筋肉をやさしくほぐせるため、慢性的な腰痛や朝の腰のこわばりが気になる場合にも効果的です。呼吸と動作を合わせ、ゆっくり行いましょう。

3. ロールダウン

ロールダウンは、背骨を一つずつ丸めるように前屈するストレッチです。猫背や反り腰によって緊張しやすい背中や腰の筋肉をやさしく伸ばし、姿勢改善をサポートします。デスクワーク後のリセットにも最適です。

手順
  1. 足を腰幅に開いて立つ
  2. 顎を軽く引く
  3. 頭から順番に背骨を丸めるイメージで前屈する
  4. 力を抜いて腕を下げる
  5. ゆっくり背骨を積み上げるように起き上がる
  6. 5〜10回繰り返す
吉田 直紀

ストレッチを行う際、膝を軽く緩めてもOKです。腰に強い痛みがある場合は、無理せず浅めに行いましょう。骨盤や背骨の動きがスムーズになることで、腰への負担軽減も期待できます。

4. 腸腰筋のストレッチ

腸腰筋は、腰から股関節につながるインナーマッスルです。長時間座る生活が続くと硬くなりやすく、反り腰や骨盤前傾の原因となって腰痛を引き起こすことがあります。このストレッチでは、股関節前面を伸ばすことで骨盤の傾きを整えやすくし、腰への負担軽減を目指します。

手順
  1. 片膝立ちになる
  2. 前側の膝を90度に曲げる
  3. 背筋を伸ばしたまま体重を前へ移動する
  4. 後ろ脚の付け根が伸びる感覚を意識する
  5. 20〜30秒キープする
  6. 左右2〜3セット行う
吉田 直紀

お腹に軽く力を入れることで体幹が安定し、腰の反りすぎ防止につながります。バランスが不安な場合は、壁に手をついて行ってください。また、骨盤が開くと別の筋肉へ刺激が逃げやすくなるため、骨盤を正面へ向けることを意識しましょう。

5. 脊柱起立筋のストレッチ

脊柱起立筋は、背骨に沿って姿勢を支えている筋肉です。女性は家事育児やハイヒールの着用などで腰へ負担が集中しやすく、この筋肉が緊張すると慢性的な腰痛につながることがあります。このストレッチを行うことで、腰から背中の張り感軽減やリラックス効果が期待できます。

手順
  1. 床または椅子に座る
  2. 両膝を抱えるように手を回す
  3. 息を吐きながら背中を丸める
  4. 腰〜背中が伸びる感覚を意識する
  5. 20〜30秒キープする
  6. 2〜3セット行う
吉田 直紀

腰痛改善には、背中を丸める動きが特に重要です。肩や首の力を抜いて行うことで、背中の筋肉が緩みやすくなります。腰に鋭い痛みがある場合は、悪化の恐れがあるためすぐに中止してください。

女性に多い腰痛はピラティスで改善できる

女性に多い腰痛の原因は、年代ごとに異なります。適度な運動や生活習慣の改善で腰痛を軽減できる場合があるので、今回紹介した内容を参考に取り組んでみましょう。

「具体的に何をすればいいかわからない」という方には、運動習慣がなくても始められるピラティスがおすすめです。ピラティスは、ホルモンバランスが乱れやすい40〜50代女性はもちろん、加齢による腰痛でお悩みの60〜70代の方も無理なく取り組めます。国家資格者がマンツーマンで指導を行うので「ピラティスは初めて」「運動が続かない」という場合でも安心です。実際に、Nピラティスに通って腰痛が改善したお客様も多数いらっしゃいます。

こちらから1分でネット予約が可能です。今なら初回限定キャンペーンで、パーソナルレッスンが75%オフでご利用いただけます。1日3組限定の特別価格なので、ぜひお気軽にご来店ください。

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監修者

吉田 直紀のアバター 吉田 直紀 Nピラティス代表 / 理学療法士

理学療法士として16年以上の臨床経験を持つ。急性期病院・スポーツクリニック勤務を経て、
日本代表選手・プロスポーツ選手へのパーソナル指導も担当。
2021年にパーソナルマシンピラティス専門スタジオ「Nピラティス」を設立。
Gakken刊行の著書はAmazonランキング2週連続1位を獲得。

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