「腰痛でもできる筋トレが知りたい」
「腰痛を緩和するには、どこの筋肉を鍛えればいい?」
腰を支える筋肉を鍛えることで、腰への負担を軽減する効果が期待できます。腰痛改善には、アウターマッスルとインナーマッスルをバランスよく鍛えることが重要です。
そこで本記事では、腰痛改善に効果的な筋トレを詳しく紹介します。
- 腰痛改善で筋トレするメリット
- 腰痛改善に効果的な筋トレ
- 腰痛の人が筋トレを始める注意点
- 筋トレ以外で腰痛を予防するポイント
腰痛の背景には、股関節の硬さ、胸椎の可動性低下、体幹の機能低下など、腰以外の問題が関係していることも少なくありません。痛みのある腰だけをマッサージしたりストレッチしたりしても、根本的な原因が残っていれば再発しやすくなります。今回は自宅でできる筋トレを詳しく紹介するので、慢性的な腰痛でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
筋トレは慢性腰痛に効果的!避けるべきケースも解説

腰を支える筋肉を鍛えることで姿勢が安定し、腰椎や関節への負担を軽減できます。そのため、慢性的な腰痛でお悩みの方は、トレーニングで筋力アップを図るのがおすすめです。
筋肉には、身体を大きく動かすアウターマッスルと、姿勢を安定させるインナーマッスルがあります。特に腹横筋や多裂筋、腸腰筋などのインナーマッスルは、コルセットのように腰椎を支え、正しい姿勢を維持するために重要な筋肉です。
鍛えやすいアウターマッスルだけでなく、インナーマッスルもしっかり鍛えることで、腰椎の安定性が高まり慢性腰痛の緩和につながります。筋トレについては後ほど詳しく紹介するので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
ただし、以下のようなケースは筋トレによって症状が悪化する恐れがあるので注意が必要です。
- トレーニングで痛みが増す腰痛
- ぎっくり腰のような急性の腰痛
- 病気が原因の腰痛(椎間板ヘルニア、内臓疾患など)
まずは、筋トレを行っても問題ない状態かを確認しましょう。
腰痛改善で筋トレする3つのメリット

腰痛改善で筋トレすることで、次の3つのメリットが得られます。
- 正しい姿勢が維持しやすくなる
- 引き締まった身体が目指せる
- 日常動作がスムーズになる
順番にみていきましょう。
1. 正しい姿勢が維持しやすくなる
腰痛改善のために筋トレを行う大きなメリットの一つが、正しい姿勢を維持しやすくなることです。
腰痛の原因には、反り腰や猫背などの姿勢不良が関係しているケースが少なくありません。腹直筋や腹斜筋は骨盤や体幹を支える役割を担っており、これらの筋肉が弱くなると骨盤が前傾しやすくなり、反り腰につながります。また、脊柱起立筋の筋力が低下すると背骨を支えにくくなり、猫背や前かがみ姿勢を招くこともあります。
特にデスクワーク中心の生活の場合、体幹の筋力低下によって姿勢が崩れ、腰へ過剰な負担がかかりやすいです。腰まわりの筋肉を鍛えることで腰への負担が軽減し、腰痛だけでなく姿勢改善も期待できます。
2. 引き締まった身体が目指せる
腰痛改善を目的に筋トレを続けることで、身体の引き締め効果も得られます。
腰痛対策として行う筋トレは、体幹・お腹まわり・お尻など大きな筋肉を使うため、見た目の変化を実感しやすいです。また、筋肉量が増えると基礎代謝が向上し、安静時に消費されるエネルギー量も増加するため、太りにくい身体づくりが目指せます。
腰痛があると運動量が減り、体重増加によってさらに腰へ負担がかかる悪循環に陥りかねません。腰に負担の少ない筋トレに取り組むことで、腰痛改善と合わせて健康的な体型維持に役立ちます。
3. 日常動作がスムーズになる
腰まわりの筋肉を鍛えると体幹が安定し、無駄な力を使わずに動けるようになります。そのため、日常生活の動作が楽になったと実感する方も多いです。
体幹は身体の中心部分を支える役割を担っており、立つ・歩く・座るといった基本動作の安定性に大きく関わっています。腹横筋や多裂筋などのインナーマッスル、腹直筋や脊柱起立筋などのアウターマッスルがバランスよく働くことで、身体を効率よく支えられるようになります。
筋トレは単に筋肉を大きくするためだけでなく、身体を上手く使える状態を作れるため、腰痛の再発予防や生活の質の向上にも効果的です。
腰痛に効果的な筋トレを5つ紹介

腰痛の改善に役立つ筋トレを5つ紹介します。
- ドローイン
- プランク
- サイドプランク
- バードドッグ
- ヒップリフト
すぐに実践できるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. ドローイン
ドローインは、お腹をへこませながら呼吸を行う体幹トレーニングです。運動初心者でも取り組みやすく、腰痛予防や再発防止の基本としてよく行われています。また、姿勢改善や反り腰対策としても有効です。
- 仰向けになり、両膝を立てる
- 腰の力を抜いてリラックスする
- 鼻からゆっくり息を吸う
- 口から息を吐きながらお腹をへこませる
- お腹をへこませた状態を5〜10秒キープする
- 自然な呼吸を続けながら元に戻す
- 10回程度繰り返す
お腹をへこませる際に胸を張りすぎたり肩に力が入ったりすると、腹横筋への刺激が入りにくくなるので注意しましょう。呼吸を止めると腹圧が適切に働かないため、キープ中も自然な呼吸を続けることが大切です。
2. プランク
プランクは、うつ伏せの状態で身体を一直線に保ちながら体幹全体を鍛えるトレーニングです。腰を支える筋肉が強化されることで姿勢が安定し、日常生活や仕事中の腰への負担軽減が期待できます。
- うつ伏せになる
- 肘を肩の真下につく
- 両脚を後ろへ伸ばす
- 肘とつま先で身体を支える
- 頭からかかとまで一直線の姿勢を作る
- そのまま20〜30秒キープする
- 2〜3セット行う
長時間続けることよりも、正しいフォームを維持することが重要です。腰に痛みが出る場合は無理をせず、時間を短くしたり膝をついた状態で行ったりすることをおすすめします。
3. サイドプランク
サイドプランクは、身体を横向きに支える体幹トレーニングです。腰の安定性に重要な腹斜筋や中殿筋を鍛えることができ、左右の筋力バランスを整えるのに役立ちます。
- 床に横向きで寝る
- 肘を肩の真下につく
- 両脚をまっすぐ伸ばして重ねる
- 肘と足で身体を支えながら腰を持ち上げる
- 頭から肩・腰・膝・足首まで一直線を保つ
- 20〜30秒キープし、ゆっくり元の姿勢に戻る
- 左右2〜3セット行う
腰が落ちると体幹への刺激が減り、肩への負担が大きくなります。身体を一直線に保ちながら、お腹とお尻に軽く力を入れるのがポイントです。初心者の方は膝を曲げた状態から始めても問題ありません。
4. バードドッグ
バードドッグは、四つ這いの姿勢から対角線上の手足を伸ばすトレーニングです。腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを鍛えることで、腰椎の安定性向上が期待できます。
- 四つ這いになる
- 肩の真下に手、股関節の真下に膝を置く
- 右手と左脚を同時に伸ばす
- 数秒キープし、ゆっくり元へ戻る
- 左手と右脚も同様に行う
- 左右5〜10回ずつ繰り返す
手足を高く上げることよりも、腰や骨盤を動かさないことが重要です。腰が反ったり身体が左右に傾いたりすると体幹への刺激が減るため、お腹に力を入れて安定した姿勢を維持しましょう。
5. ヒップリフト
ヒップリフトは、お尻を持ち上げることで臀筋群や太もも裏を鍛えるトレーニングです。腰を支える土台となる骨盤周辺の筋肉強化に役立ちます。
- 仰向けになり、両膝を立てる
- 足を腰幅程度に開く
- 両腕を身体の横に置く
- お尻を締めながら腰を持ち上げる
- 肩から膝まで一直線になる位置で1〜2秒キープする
- ゆっくり元へ戻る
- 10〜15回を2〜3セット行う
お尻を高く上げようとして腰を反らせると、腰の筋肉ばかり使ってしまいます。お尻を締めながら持ち上げる意識を持ち、肩から膝まで一直線になったところで止めましょう。
腰痛の人が筋トレを始める際の3つの注意点

腰痛の方が筋トレを行う際は、注意すべきポイントが3つあります。
- 無理のないペースで継続する
- 正しいフォームで取り組む
- 呼吸を意識する
筋トレを始める前に、必ずチェックしてください。
1. 無理のないペースで継続する
腰痛改善のための筋トレは、無理のないペースで長期的に取り組むことが重要です。早く効果を出したいからといって負荷を上げすぎると、かえって腰への負担が増え、痛みが悪化する可能性があります。
特に普段から運動習慣がない場合は、軽い負荷から始めるのがおすすめです。ドローインやヒップリフトなど腰への負担が少ない種目から始め、身体の状態を確認しながら徐々に回数や強度を増やしていきましょう。
筋トレ中やトレーニング後に強い痛みが出る場合は、現在の身体に負荷が合っていない可能性が高いです。鋭い痛みやしびれを感じた場合は、無理に続けず中止してください。
2. 正しいフォームで取り組む
筋トレは種目選びだけでなく、フォームの正確さも大事です。同じトレーニングでもフォームが崩れると、本来鍛えたい筋肉ではなく腰に負担が集中する場合があります。
腹筋運動で首や腰ばかりを使ってしまったり、スクワットで腰を丸めたり反らせたりすると、腰椎や周囲の筋肉に余計なストレスがかかります。その結果、筋トレによる効果が得られないだけでなく、腰痛を悪化させる恐れもあるので注意が必要です。
腰痛改善を目的とする場合は、回数や重さを増やすことよりも、狙った筋肉を正しく使えているかを意識しましょう。
「正しい姿勢でトレーニングが行えているか不安」「自宅で筋トレしてるけど腰痛がなかなか改善しない」という方には、インストラクターに教わりながら取り組めるピラティスがおすすめです。
姿勢改善率95%の実績があるNピラティスでは、マンツーマンのパーソナルトレーニングで正しいフォームを指導してもらえます。実際にNピラティスで多くの方の腰痛が改善しており、Googleの口コミで星5.0の評価を100件以上獲得するなど、利用者の満足度が高いのが強みです。
こちらから簡単に予約できるので、ぜひお気軽にご来店ください。
3. 呼吸を意識する
筋トレ中は呼吸を止めないことも重要なポイントです。呼吸が止まると腹圧が過剰に高まり、腰や背骨への負担が増加しやすくなるので注意しましょう。
腰痛改善のためのトレーニングでは、体幹の筋肉を効率よく働かせることが目的になります。そのため、呼吸と筋肉の動きを連動させることが欠かせません。また、呼吸を意識することで筋肉の余計な緊張が減り、リラックスした状態でトレーニングに取り組めます。
具体的には、力を入れるときに息を吐き、力を抜くときに息を吸うのが基本です。ヒップリフトを例に挙げると、お尻を持ち上げる際には息を吐き、戻す際に息を吸うイメージです。こうすることで腹横筋や骨盤底筋群などのインナーマッスルも働きやすくなります。
筋トレ以外で腰痛を予防する3つのポイント

筋トレのほかに、腰痛を予防するためのポイントを3つ紹介します。
- 身体の使い方や姿勢を見直す
- ストレッチで筋肉を伸ばす
- 血行を促進する
詳しくみていきましょう。
1. 身体の使い方や姿勢を見直す
腰痛を予防するには、日常生活における身体の使い方や姿勢を見直すことも必要です。普段から腰へ負担のかかる動作を繰り返していると、筋肉を鍛えていても腰痛が再発する可能性があります。
- 立ち上がるとき: 勢いだけで立ち上がらず、上半身を少し前に倒してから脚の力を使って立つ
- 重い物を持つとき: 腰だけを曲げずに膝を曲げてしゃがみ、荷物を身体に近づけた状態で持ち上げる
- 座っているとき:背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れる
長時間のデスクワークや立ちっぱなしなど、同一姿勢の継続も腰痛の原因になります。そのため、こまめに姿勢を変える、定期的に立ち上がるなど、腰への負担を分散するのが効果的です。
2. ストレッチで筋肉を伸ばす
腰痛予防には、筋肉の柔軟性を保つことも重要です。
筋肉が硬くなった状態では関節の動きが悪くなり、腰へ余計な負担がかかりやすくなります。ストレッチを行うことで筋肉の緊張が和らぎ、血流や関節の可動域改善が期待できるので、ぜひ実践してみてください。
- 床に座り、片脚を前へ伸ばす
- 反対側の膝を軽く曲げる
- 背筋を伸ばしたまま上体を前へ倒す
- 太ももの裏が伸びる位置で20〜30秒キープする
- 左右それぞれ2〜3セット行う
- 片膝立ちの姿勢になる
- 前脚へ体重をゆっくり移動させる
- 骨盤を軽く後ろへ傾ける
- 股関節の前側が伸びる位置で20〜30秒キープする
- 左右それぞれ2〜3セット行う
ストレッチにはリラックス効果もあります。深呼吸をしながら行うことで自律神経が整いやすくなり、ストレスによる筋緊張の軽減にも役立ちます。
3. 血行を促進する
血行を良くすることも腰痛予防に効果的です。
血流が促進されると筋肉へ酸素や栄養が十分に運ばれやすくなり、筋肉が柔軟な状態を維持しやすくなります。寒い季節や冷房の効いた室内で長時間過ごす場合は、腰まわりの筋肉が冷えて血流が低下しやすいため注意が必要です。
- 38〜40℃程度のぬるめのお湯に15〜20分程度浸かる
- ウォーキングなどの軽い有酸素運動を行う
- 腹巻きやカイロを活用して腰まわりを冷やさない
- 適度な水分補給を行い、血液循環をサポートする
特におすすめなのが入浴です。ぬるめのお湯にゆっくり浸かると全身が温まり、腰まわりの筋肉もリラックスしやすくなります。また、入浴後に軽いストレッチを行うと筋肉がほぐれやすいため、腰痛予防効果を高められます。
腰痛と筋トレに関するよくある質問

腰痛と筋トレに関するよくある質問をまとめました。
- 腰が痛いときに筋トレしても大丈夫?
腰痛時の筋トレは「痛みのない範囲で行うこと」が基本です。
慢性腰痛の多くは筋力低下や姿勢不良が関係しているため、適切なトレーニングによって腰への負担を軽減できる可能性があります。ただし、運動中に痛みが増す場合や、ぎっくり腰などの急性の腰痛は、無理に筋トレを続けるのは避けてください。
不安な場合は、負荷を下げたり腰の動きが少ない種目を選んだりしながら進めましょう。
- 腰痛の場合に鍛えるべき筋肉は?
腰痛改善では、アウターマッスルとインナーマッスルの両方をバランスよく鍛える必要があります。どちらか一方だけを鍛えても、腰を支える機能が十分に発揮されない可能性が高いです。
- アウターマッスル(腹直筋、腹斜筋など):姿勢保持や身体を動かす役割
- インナーマッスル(腹横筋、多裂筋など):腰椎を安定させるコルセットのような役割
腹直筋ばかり鍛えてもインナーマッスルが弱いままだと、腰椎の安定性が不足し、かえって腰へ負担がかかることもあります。本記事でも紹介しているドローイン、プランク、ヒップリフトなどの種目は、腰への負担を抑えながら腰を支える筋肉を効率よく鍛えられるのでおすすめです。
- 腰痛持ちがやってはいけない筋トレはある?
筋トレの種目より、正しいフォームで行うことが重要です。フォームが崩れた状態で行ったり、過度な負荷をかけたりすると腰痛を悪化させる可能性があります。
特に注意したいのが、腰を反らせた状態でのトレーニングや、勢いを使った腹筋運動です。腰椎に過剰なストレスが加わり、痛みを誘発する原因になることがあります。
また、筋トレ中に呼吸を止めると腹圧や血圧が過度に上昇し、腰へ余計な負担がかかりやすくなるので注意が必要です。力を入れるときに息を吐き、戻すときに息を吸うことを意識しましょう。
腰痛で筋トレするならピラティスが効果的

慢性的な腰痛は、筋トレによって改善が図れます。「運動が苦手」「筋トレが続かない」という方には、ピラティスがおすすめです。
腰痛のある方は、本来胸椎や股関節が担うべき動きを腰椎で代償しているケースが少なくありません。ピラティスは全身のつながりをみながらアプローチできるため、腰に負担をかけている要因そのものの改善が期待できます。
実際に、Nピラティスで腰痛が改善した方も多数いらっしゃいます。姿勢改善率95%の確かな実績があるため、初めての方でも効果を実感しやすいのが特徴です。
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