「ピラティスは効果ないって聞いたけど、本当?」
「半年通っているのに、体重が全然変わらない…」
「効果が出ない人には、何か共通点があるの?」
ピラティスに効果がないかどうかは、何を基準にするかで答えが変わります。また、同じ動作を行っても、すべての人に同じ効果が出るわけではありません。
大切なのは、目的に合う指標を決め、一定期間の変化を同じ条件で比べることです。「痩せなかった」だけで判断せず、変わりやすいもの・変わりにくいものをしっかり把握し、続けるかどうかを決めましょう。
本記事では、ピラティスで変わりやすいもの・変わりにくいものから、効果が出やすい人・出にくい人の特徴、やめるか続けるかの判断基準までを詳しく解説します。
- ピラティスで変わりやすいものと変わりにくいもの
- ピラティスの効果が出やすい人の特徴3選
- ピラティスの効果が出にくい人の特徴3選
- ピラティスをやめるか続けるかの3つの判断基準
ピラティスで期待した効果を感じにくい要因には、主に「グループレッスン」「インストラクターの指導力」「ピラティス以外の生活習慣」の3つがあります。
Nピラティスでは、今まで効果を感じられなかった方に、これまでどのような形式・指導でピラティスを受けてきたのか、日常生活に身体のお悩みへ影響している要素がないかを確認したうえで、その方に合ったレッスンと生活面のアドバイスにつなげています。
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【結論】ピラティスによる変化は体重より日常の動作に出る

ピラティスによる変化は、体重より先に日常の動作に出ます。
ピラティスは、決して消費カロリーが大きい運動ではありません。「ピラティスは効果がない」と言われる場面の多くは、体重を基準にしたときに起きています。
一方、世界の医療情報をまとめている「Cochrane(コクラン)」のレビューで確認されているのは、慢性的な腰痛のある人で日常の動作がしやすくなる変化です。靴下をはく、振り向く、しゃがむといった場面から先に変わっていきます。
「痩せなかった」を理由に効果がないと判断すると、実際に起きている変化を見落とします。まずは変わりやすいものと変わりにくいものを分けて、自分の目的と照らし合わせましょう。
ピラティスで変わりやすいものと変わりにくいもの

ここからは、ピラティスで変わりやすいものと変わりにくいものをそれぞれ解説します。
Nピラティスに「痩せたい」という目的で来られた方には、まず「体重の数値を落としたいのか」「見た目をすっきりさせたいのか」を確認しています。体重を大きく減らすことが一番の目的であれば、食事管理に筋力トレーニングや有酸素運動を組み合わせるほうが適しています。
一方で「すっきりとしたラインを目指したい」という方には、ピラティスがおすすめです。体重の変化が2〜3kg程度でも、姿勢や身体のラインが変わることで見た目の印象は良くなります。
日常の動作は楽になりやすい
日常動作は、ピラティスで楽になりやすい変化の代表格です。「Cochrane」が10件の研究・510人を分析したレビューでは、慢性腰痛のある人の動作のしにくさが改善することが確認されています。
また、慢性腰痛のある98人を対象にしたマシンとマットを比較した研究では、ピラティス開始から6週と12週の時点で改善が見られました。加えて、マシンピラティスを行った人たちのほうが、より早い改善が見られています。
ただし、対象は慢性腰痛のある人で、症状のない人を調べた研究ではない点は押さえておきましょう。
体重・体脂肪は変わりにくい
体重や体脂肪は、残念ながらピラティスでは変わりにくい部分です。ピラティスは、消費カロリーが大きい運動ではないからです。
一方で、体重が変わらないまま、服のサイズ感だけが変わることはあります。ピラティスで姿勢や身体のラインが整えば、同じ体重でも見え方が変わるためです。
姿勢や柔軟性の変化を実感する人は多いものの、減量は保証された効果ではない点を知っておきましょう。
ピラティスの効果が出やすい人の特徴3選

ピラティスの効果が出やすい人の特徴は、以下の3つです。
- 「痩せる」以外の目的もある人
- 慢性的な体の不調が続いている人
- レッスン以外の時間の過ごし方も見直せる人
1. 「痩せる」以外の目的もある人
「痩せる」以外の目的もある人は、ピラティスの効果を感じやすくなります。姿勢を整えたい、動きやすくなりたいといった目的は、研究で確認されている変化と重なるためです。
たとえば、以下のように具体的な目的を持つ人は、効果を感じやすいでしょう。
- デスクワーク後の腰の張りを減らしたい
- 階段で息が上がらないようにしたい
- 子どもを抱き上げるときの腰の不安をなくしたい
「なんとなく体によさそうだから」とあいまいな目的で通うと、変化になかなか気づけません。目的が決まっていれば、インストラクターも最適なカリキュラムを組みやすくなります。
主な目的が痩せることでも、もちろん構いません。痩せる以外の目的もあわせて持つことがモチベーションアップにつながり、結果として痩せる目標も達成しやすくなります。
2. 慢性的な体の不調が続いている人
慢性的な体の不調が続いている人も、ピラティスの効果が出やすいです。ピラティスの効果を確かめた研究の多くは、長期間にわたって腰の不調が続いている人を対象にしてきたからです。
日本整形外科学会と日本腰痛学会が監修する「腰痛診療ガイドライン2019」でも「慢性腰痛に対する運動療法は有用である」としています。
もともと不調がある方は、改善の余地が大きいぶん変化も感じやすいといえます。たとえば、以下のような生活をしている方は、身体に慢性的な不調が出やすく、ピラティスの効果も感じやすいです。
- 長時間のデスクワーク
- 立ち仕事
- 長時間の車の運転
一方で、痛みが出たばかりの時期は、この「効果が出やすいタイプ」には当てはまりません。痛み始めの時期は運動より先に、まず整形外科などを受診しましょう。
3. レッスン以外の時間の過ごし方も見直せる人
レッスン以外の時間を見直せる人は、変化が出るのが早い傾向があります。というのも、週1回45分のピラティスのレッスンだけでは、1週間168時間のうち1%も体を動かせていないからです。
レッスン以外の時間を有意義に過ごせるかどうかで、結果は変わります。とくに見直したいのは、以下の3つです。
- 座りっぱなしの時間
- 座り方・立ち方などの姿勢のクセ
- レッスンで習った動きを復習する時間
すべてを完璧にやる必要はありません。厚生労働省がすすめる「座りっぱなしを30分ごとに中断する」を心がけるだけでも積み重ねになります。
1日5分でもいいので、レッスン以外の時間に体を動かす習慣を付けましょう。

ピラティスの効果が出にくい人の特徴3選

ピラティスの効果が出にくい人の特徴は、以下の3つです。
- 体重を落とすことだけが目的の人
- 数回のレッスンで判断してしまう人
- 変化を測る基準を持っていない人
レッスン以外ではほとんど運動をしない、長時間のデスクワークが続くといった方も、身体が変わりにくく効果が出にくいといえます。
Nピラティスではそんな方に対して、「身体の使い方」と「生活習慣」の2つを確認しつつ改善に取り組みます。まずは特徴を把握し、改善に努めていきましょう!
1. 体重を落とすことだけが目的の人
体重を落とすことだけが目的の人は、ピラティスの効果を感じにくくなります。減量には運動だけでなく、生活習慣の見直しや食事バランスも重要だからです。
また「体重が落ちない=効果がない」と判断すると、せっかく起きている身体の変化まで見落としてしまいます。
減量が一番の目的の方は、有酸素運動や食事の見直しをしつつ、ピラティスを続けていくことを心がけましょう。
2. 数回のレッスンで判断してしまう人
数回のレッスンで、ピラティスの効果を判断するのは早すぎます。研究でも身体の改善が確認されているのは、ピラティス週2回を6〜12週続けたケースです。
感覚的な部分では初回からの変化が望めますが、日常動作の改善はもう少し先に出ます。動きが身につくまでには以下の3段階があり、最後の段階までには3ヶ月程度を要します。
- 頭で理解する
- 意識すればできる
- 無意識でも正しく動ける
ピラティスで身体が変わるには、ある程度の期間が必要なことを理解しておきましょう。
3. 変化を測る基準を持っていない人
「どうなれば効果が出たといえるか」の物差しを持っていない人は、効果の有無を判断できません。
ピラティスの主な変化の基準としては、以下のような日常の場面がイメージしやすいでしょう。
- 靴下をはく、しゃがむ動作をためらわずにできる
- 階段を上がっても脚が重くならない
- 長時間座っていても姿勢が崩れにくい
- 同じ服の着心地が変わる
変化の基準は、通い始める前に決めておくのがポイントです。あとから「効果があったのか」を確かめようとしても、始める前の状態を記録していなければ分かりません。
なお、基準を決めても、動き方が間違っていると効果そのものが出にくくなります。きつい場面で息を止める、首や肩の力で起き上がるといった悪いクセに心当たりがある方は、回数や期間を見直す前にインストラクターに相談しましょう。
ピラティスをやめるか続けるかの3つの判断基準

ピラティスをやめるか続けるかは、以下の3つの基準で判断してみてください。
- レッスンのあとに痛みが出るなら、期間に関係なく中止する
- 3ヶ月で変化がなければ、内容を変える
- 合わないと感じたまま我慢して続けない
1. レッスンのあとに痛みが出るなら、期間に関係なく中止する
レッスンのたびに同じ場所が痛むなら、期間に関係なく中止してください。レッスンの内容が、身体に合っていないサインです。
「ピラティスを続ければ良くなる」と言われても、悪化しているなら止めるべきです。痛みやしびれが強くなっている場合は、通い方を見直す前に医療機関へ相談しましょう。
2. 3ヶ月で変化がなければ、内容を変える
3ヶ月続けて何も変化がなければ、レッスン内容を考え直すタイミングです。3ヶ月たったら、通い始める前に決めた基準を見返してください。
1つでも変化があるなら、方向性は合っているので続ける価値があります。
どうしても変化が見られない場合は、インストラクターに相談して、まず内容を組み直してもらいましょう。組み直したあと、さらに1〜2ヶ月経過を見てから判断してください。
3. 合わないと感じたまま我慢して続けない
「自分には合わない」と感じた状態で、ピラティスを続ける必要はありません。運動は続けてこそ変化につながるため、種類そのものより「続けられるかどうか」のほうが重要だからです。
ウォーキングや水泳など、自分が続けやすい運動に切り替えても問題ありません。ピラティスをやめることと、運動をやめることは別の話として考えましょう。
ピラティスの効果に関するよくある質問

ピラティスの効果について、よくある質問をまとめました。
- ピラティスは痩せますか?
ピラティスで姿勢や身体のラインが整い、見た目の印象が変わる方は多くいます。ただし、必ず体重が落ちるわけではありません。
ピラティスの消費カロリーは、そこまで高くありません。減量が一番の目的なら、ピラティスに食事の見直しや有酸素運動を組み合わせましょう。
- ピラティスを始めても体重が増えるケースがあるのはなぜですか?
体重は水分量や食事のタイミングで、1日の中でも変動します。同じ時間・同じ条件で測らないと、正確な判断はできません。
また、見た目が引き締まっても、体重は減らないことがあります。運動を続けていても体重が増える場合は、食事量や生活習慣の見直しも必要です。
- ピラティスで体型が変わったという体験談はどこまで参考になりますか?
「何ヶ月・週何回・並行して何をしていたか」が書かれていない体験談は、比較に使えません。研究でも、条件は週2回×6〜12週のように明示されています。
食事や生活習慣を同時に変えていた場合、ピラティスだけの効果とは言えません。参考にするなら、条件が自分と近いものだけを参考にしましょう。
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ピラティスを始めるのに、周りの目は関係ありません。もしどうしても恥ずかしい方は、マンツーマンのレッスンをしてくれるスタジオを選ぶのがおすすめです。
ピラティスは激しい動作が少なく、運動が苦手な方でも始めやすいのが魅力です。Nピラティスでも初心者さんを歓迎しているので、ぜひ近隣の店舗をチェックしてみてくださいね。
まとめ:ピラティスの効果は出やすいもの・出にくいものがある|詳しく知りたい人はプロに相談しよう

ピラティスで変わりやすいのは日常の動作、変わりにくいのは体重・体脂肪です。「痩せなかったから効果がない」と決めつけると、せっかく起きている変化まで見逃してしまいます。
効果を実感していただくためには、まず3ヶ月続けてみてください。3ヶ月たって変化がなければ、やめる前にレッスン内容を組み直してもらいましょう。
この手順を踏めば、「効果がない」のか「やり方が合っていなかった」のかを自分で見分けられます。
「ピラティスは効果がない」と結論づける前に、まず「本当に身体が変わっていないのか」を確認してほしいです!自分の身体は毎日見ているため、姿勢やラインの小さな変化には自分では気づきにくいものです。
Nピラティスでは、写真を使って過去と現在を比較し、お客様と一緒に客観的な変化を確認しています。「実際にどのような変化が起きているのか」「生活の中に変化を妨げる要因がないか」の両方を、一緒に振り返っていきましょう!
Nピラティスは、理学療法士監修の独自の姿勢・動き分析をもとに、800種類以上のエクササイズから一人ひとりに合ったオーダーメイドのマシンピラティスを提供しています。姿勢改善率95%の実績があり、効果を実感できずに悩んできた方でも変化を確かめながら続けられる点が特徴です。
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